10ｍ程上の国道から下側の県道へ回り込むロータリーの中央という敷地での計画である。周囲を車がらせん状に下りてくるため、まさに丸見えとなる。したがって全体の形は当然ながら設備の給排気も建築的な意匠との一体化等で気を使いながらまとめた。いかにも会堂といった施設ではなく公共的な施設をイメージさせるような外観を目指し、国道から見ると1・2階は埋没しているため夜間は施設全体をライトアップし浮かびあがらせている。